解決事例140 女性(43歳)・後遺障害等級認定なし:事故現場の写真から過失割合を妥当な割合にできた事例

No.140

依頼者 女性(症状固定時 43歳)
等  級 非該当
傷病名 頚椎捻挫、腰椎捻挫
職業 会社員

【事故態様】 バイクVS自動車

 依頼者がバイクで信号のない交差点を通過しようとしたところ、交差点の右手から進行してきた自動車が依頼者の右側後部に接触しました。相手方保険会社から過失割合が相談者65であると言われ、自らの方が過失割合が大きいはずがないと考えられご来所されました。

 

 

【交渉過程】

 今回の事故では、事故現場の写真を見て調査をし、交渉しました。

 

交渉の結果…

依頼者15%の過失ということで示談となりました!!!

 

■今回の解決事例のポイント

 今回の事故では、事故現場の写真を見て、道路の道幅や道路標識を確認したうえで、依頼者の過失を可能な限り小さいものにしようと調査を行いました。相手方保険会社に対してこちらの見解を示して交渉した結果、示談ということでこちらも幾分譲歩し、依頼者15%の過失という結果を得ることができました。過失割合の判断にあたっては、事故現場を正確に把握し、現場状況を精査することが重要になります。そのうえで、典型的な事故態様でない場合でも、同種事案をリサーチし、それとの対照をしっかり行って相手に示すことで、論理的説得力を有した主張ができ、妥当な過失割合を導くことができます。裁判に至る前の段階でも上記の主張・交渉は可能ですので、保険会社などから示された過失に納得がいかない方はぜひ事務所まで足を運んでいただけますと幸いです。

※むちうち症について・・・
むちうち症は頚椎捻挫、頚部挫傷、頚部外傷、外傷性頚部症候群など、様々な傷病名で呼ばれており、いくつか分類がなされています。

 

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