過失割合の弱者救済

交通事故にあう確率

交通事故には気を付けよう、幼いころから、両親、先生、大人になれば会社でもよく言われますよね。
交通事故と一言で言っても歩行者、自動車、バイク、自転車いろいろなパターンがあります。

人間が一生涯で交通事故にあう確率はなんと50%だということを知っていますか。
半分の人が、一生に一度は交通事故にあうんです。そんなまさか、と考えてみると、小さな事故を思い出す人も
いるのではないでしょうか。

小さな事故だからいいとは限りません。死ななければいいというわけでもありません。
交通事故にあってしまったら、人生が急に変わってしまうかもしれません。
この記事を読んでくださっているかた、今一度、交通事故について考えてみましょう。

交通事故はどちらが被害者?

交通事故にあった場合は、まず警察をよんで事故の原因過失を調べることになります。
事故がどのような原因でどちらがどれだけ悪いのか調べることによって罪の割合も変わってきます。
これを、交通事故の過失割合といいます。
 
一方的に歩行者を引いてしまった事故と、赤信号の横断歩道から突然人が飛び出してきた事故では、被害者と加害者の過失の度合いが異なるということは誰もが理解できることかと思います。
被害者がどのような状況で被害にあったかによって、加害者が支払わなければならない、損害賠償の請求金額が減額されることになります。
加害者であったも、きちんと過失割合を検証していくことによって、法外な損害賠償から免れる場合もあるのです。
 
例えば過失割合3:7で損害賠償額が100万円の場合、被害者が受け取れるのは自分の過失割合30万円を差し引いた70万円になります。
自動車を運転する人は、多いと思いますが、運転中のどんな小さな事故でも、現場であったことをきちんと報告し、うそのないように記憶することがいいでしょう。
よく、街中を運転していると、何時ごろに起こった、○○自動車と××自動車の交通事故の目撃情報がありましたら、最寄りまでお伝えくださいという看板が目に入ってきます。
そのような看板を見ていると、時間が経過しているものが多くあります。
一瞬の出来事の記憶が数週間、数か月と時間が経ってしまえば全くと言っていいほど記憶からなくなるどころか、異なる証言が出てきてしまうこともあります。
 
現場検証を行う側も、一瞬のできごとのため、多くの正しい情報が必要となってきます。
交通事故により人生が台無しにならないように常日頃から、交通ルールを守ることはもちろん、安全に歩くこと、疲れているときには運転しないことなど一人一人の心がけで事故率を減らしていきたいものですよね。

弁護士に相談してみると・・・。

過失割合について詳しく見ていきましょう。
先ほど、過失割合は、被害者が悪い分が 割合として、損害賠償金額からひかれるといいましたが、単純のことではないそうです。
 
被害者側が、歩行者、自転車など圧倒的に自動車にひかれたら死亡事故につながるケースと、トラックなどの大きな車を運転しているときでは、同じ不注意だったとしても、不注意の罪の度合いが多くなります。
これが、交通事故の損害賠償が複雑になる理由です。法律のプロである弁護士ならまだしも素人では、予想するのが大変難しい問題なのです。
 
しかしながら、事故後に予想外に保険会社から、法外な請求をされたりすることがあります。
保険会社は数々の交通事故を経験したいわば、プロ中のプロです。細かなところで被害額が大きくなってしまう可能性が高いのです。
もし、事故を起こしてしまったときに、想定外のところから損害賠償額が多くなってしまった場合には、一人で抱え込まずに、交通事故専門の弁護士に相談するようにしましょう。
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