解決事例159 女性(28歳)・後遺障害等級非該当とされた醜状痕につき、慰謝料の増額が認められた事例

No.159

依頼者 女性(症状固定時 28歳)
等  級 非該当
傷病名 右第2中足骨骨折

右足背剥皮創

職業 会社員

【事故態様】  バイクVS自動車

 左側車線が渋滞中、右側車線を走行していたところ、左側車線の合間から飛び出してきた相手方車両と接触した。弁護士費用特約に加入されており、相手方との交渉を一任すべく来所された。

【交渉過程】

 相手方と連絡がつかない為、訴訟提起をした。本件事故により後遺障害は非該当とされたが慰謝料増額の主張が認められた。

      ↓
 
 その結果…

 

 訴訟により、119万円の損害賠償請求が認められた。
 
 
   

■今回の解決事例のポイント■

 相手方が任意保険に加入していない未成年者であったため、相手方の親との直接交渉を行った。
金額については概ね折り合いがついたが、支払い方法について超長期の分割払いでないと受けられないと主張された。根気強く交渉を続けたが、相手方が電話に出ないようになり、そのまま連絡がつかなくなった。
そのため、やむを得ず、訴訟を提起した。
 
また、被害者は、本件事故により右足に傷跡が残ってしまった。この傷跡はさほど大きくなかったため、自賠責保険における後遺障害は非該当とされた。しかし、被害者は若い女性であるため、慰謝料を増額するべきと主張し、50万円の増額が認められた。

※略式起訴について・・・
刑事裁判を開かず、書面による審理で罰金や科料を決定する特別な手続きです。簡易裁判所で行われ、略式命令というかたちで罰金額が言い渡されます。  

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