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  • 9999919)中間利息控除(ライプニッツ係数)とは?
交通事故は、被害者に多大な損害を与え、場合によっては後遺障害を残すなど、絶対に避けたいですが、誰もが遭遇する可能性のあるものです。大抵の事故は、被害者に身体的・精神的なダメージを与え、場合によっては事故後もそのダメージが継続するという特徴があります。これらの身体的・精神的なダメージによって、事故に働けなくなったり、働けたとしても事故前と同じようには収入が得られなかったりといったケースは珍しくありません。この様な場合は、弁護士などによって事故が無ければ得られたであろう収入を元に、逸失利益が算定されます。そして、この逸失利益を元に将来的な収入の補償分として損害賠償額が支払われることになります。しかし、逸失利益そのままの額で将来分を支払うと、先々受け取るであろう利息分だけ、損害賠償額が過剰になります。そこで、交通事故などの損害賠償の考え方では、中間利息控除と言って、将来的な受け取り利息分だけあらかじめ減額して損害賠償額を算定するのです。この算定に使われる数値をライプニッツ係数と呼んでいます。将来的な利息分を除いて現在価値に引き直す計算ですので、ライプニッツ係数はとても複雑で細かい数値となるのが通常です。
 
交通事故は被害者にとって、身体的・精神的なダメージを与える、とても悲惨なものです。したがって、我々は極力交通事故を起こさない様に心がけ、飲酒運転はもちろんのこと、交通ルールを守る様に努めなければなりません。この努力のおかげで、年々交通死亡事故件数は減少しており、今では1970年のピーク時の四分の一まで減少しています。しかし、それでも0になっていない限り、交通事故被害が続いているという事になります。交通事故などで身体的・精神的な後遺障害が残ることで、事故前の様に働けなくなった場合、本来であれば受け取れていた収入を元に弁護士などによって逸失利益が算定されます。損害賠償額は、この逸失利益額を元に計算しますが、将来分も一括して支払うという損害賠償の性質上、逸失利益に単純に将来的な労働年数をかけてしまうと、将来的な利息分だけ多く支払ってしまうという事になります。そこで、弁護士などによる損害賠償額の算定の際には、中間利息控除(ライプニッツ係数)と言って、毎年の損害賠償額を利息分だけ割り引いて(減額して)計算します。これは大変複雑な計算となるので、早見表が作られており、一般的には早見表を元に計算して間違いを防ぎます。
 
交通事故は、ピークに比べて年々減少しているとはいえ、毎年数千人の方が亡くなり、もっと多くの方が事故による身体的・精神的なダメージに苦しむという事態は変わっていません。交通事故のほとんどの場合には、身体的・精神的なダメージを受けますから、事故前の様に働けなくなり、収入が途絶えたり大幅に少なくなったりという事態が特に深刻です。治療しても完全には治らず、後遺障害を残す事もありますので、収入の減少は将来にわたった続くと言えます。これでは本人はもとより、家族全員が生活に困ってしまいます。そこで、交通事故の場合には弁護士を通して、加害者に損害賠償請求をする事になります。ここで弁護士は、事故が無ければ得られたであろう収入をもとに、収入の減少分に相当する逸失利益を計算します。また、この逸失利益をもとに損害賠償額を算出するのです。しかしここで、逸失利益額に単純に将来的な収入想定年数をかけてしまうと、将来的な利息分を多く受け取ってしまう事になります。そこで、弁護士などが損害賠償額を計算する場合には、中間利息控除という考え方を導入し、ライプニッツ係数という数値を逸失利益にかけて、想定される受け取り利息分を控除して計算するのです。
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交通事故による骨折について
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